2020.11

「穢れ」って良いイメージがない。清潔さ、純粋さを失い白が黒く侵食されたイメージ。かつては死、出産、月経も穢れとされていたそう、なんとも不条理である。そんな穢れにも差し伸べてあげられる手があるのだが、穢れは元々「気枯れ」だったらしい。気枯れとは気力が足りていないことの意味。穢れが気枯れと思えば、すこし穢れへのイメージが穏やかにならないだろうか？あぁ、黒も黒になりたくてなっていたわけではないと、すこし気持ち穏やかになる。黒、それも真っ黒のイメージだったものがすこし、灰色、白色へと近づいていく、清浄への一歩のような気がする。私は今、穢れのイメージが真っ黒から灰色にかわった。気が枯れ空っぽになった身に黒が染みこんで穢れとなるならば、気で自ら...

「理不尽な上司を変えたい」「学ばない部下を変えたい」「時間にルーズな恋人を変えたい」「イタズラ好きな子供を変えたい」あなたは今までの人生で「相手に変わってほしい」と思ったことがあっただろうか？誰しも一度は相手のイヤなところに対して願ったことがあるだろう、「相手が変わってくれたなら」と。この「変わってほしい」という願いは抱いても仕方のない、正直な気持ちである。こちらとしては被害をこうむっているのだから。それなら相手に相手のイヤなところを伝えてみれば・・・と思うだろうがそれで相手が変わることはほぼないだろう。相手からしてみれば「は？なんで？」なのである。相手が自分の正義を主張してきたって否定することはできない。なぜなら被害を受けているよ...

大将がいる回転寿司かなんかで常連のお客が、「大将！いつもの！」 って言うように、私は恋愛関係に発展する男性にこう言いたい。「わたし、プラトニックラブ希望で！」はじめに、プラトニックラブというのは「肉体的な欲求を離れた、精神的恋愛のこと」である。心と心の結合だけで恋愛をする。プラトニックラブを求める人の中には、キスをするのはOKという人がいたり、手をつなぐだけでもNGという人もいたりする。「肉体関係を持たない」ということが定義なので、それ以外はそれぞれの概念なのがプラトニックラブである。私は恋愛において良い感じになった男性に「わたし、プラトニックラブが良いので」なんて言えない。言えないのだが私は、「プラトニックラブを支持して...

昨日、帰り道の電車の中で私はカメラロールの写真を見直していた。カメラロールというのは面白いもので、「なんでこの写真撮った？」とすこし飽きれて笑えるようなものもある、”自分写真館”だ。私は約２年前、２０１９年の２月で指を止めた。とめた時期は大学４年生、卒業前の最後の２月。私は２月からの１ヶ月間語学留学をしていた。留学先はオーストラリア、日本とは気候が真逆のため半袖の夏着ばかりを持っていった記憶がある。そんな真夏のオーストラリアでの１ヶ月はとても刺激的だった。日本から渡航後、私は事前に申し込みをした語学学校に通った。そこでは、イタリア、フランス、ブラジル、コロンビア、韓国、台湾、中国様々な国の友人ができたのだが、その友人たちとの中で印象...

私は飽き性です。いろいろと飽きやすいです。好きな音楽は(飽きるまで)ずっと聴き続けるし好きな食べ物は(飽きるまで)何ヶ月と毎日食べ続けます。結果、飽きます。飽きたらどうなるか？というと惰性で続きます。他に好きな音楽が見つかるまで聴き続けますし、毎日じゃなくなりますがよく食べます。・・・・・ん？ここで思いました。もしかしたら私、飽き性じゃないかもしれない。  飽き性というのは「物事に飽きやすい性格」のことです。ですが私は、中途半端に飽きて終わったのではなく対象となるものとひたすら向き合い切った結果「飽きた」のです。飽きやすいわけではないのです。 やりきったのです、完全燃焼で結果、飽きたのです。「そうか、私...

今年も「赤ちゃんの名前ランキング」が発表されました。男の子の１位から５位は、1位　蓮/れん（昨年1位　→　）2位　陽翔/はると（昨年6位　↑　）3位　蒼　/あおい（昨年5位　↑　）4位　樹/　いつき（昨年4位　→　）　　5位　湊/　みなと（昨年3位　↓　）女の子の１位から５位は1位　陽葵/　ひまり（昨年1位　→　）2位　結菜/　ゆいな（昨年4位　↑　）3位　莉子　/りこ（昨年7位　↑　）4位　芽依　/めい（昨年3位　↓　）5位　紬/　つむぎ（昨年5位　→　）でした。(引用:たまひよONLINE)毎年人気の名前が顔をつらねていますが、今年は『鬼滅の刃』の影響でレトロな名前もひそかにブームになっていたようです。名前が付いていることが当た...

人生をかけて、ずっとずっと文章を書いていきたい。書き続けたい。そう思ったのは１０月８日、ちょうど２週間前のこと。私は、自分でもこれほど文章を書くことが好きだとは思わなかった。義務教育の中の”読書感想文”や”作文コンクール”でたくさん文章を書いてきたが、どれもパッとしなかった。きっとそれは”当たり障りのない文章”を書いてきたからだと思う。みんながどんな内容でどんな風に書いているか気にして書いていたから。それから１０数年経った私は表現のために書くようになった。評価されることない世界で表現するために書く。芸術でいうところの”描きたいから描く”に等しい感覚。湧き上がってくる感情や思考そしてアイデアを表現するために私は書いている。また、”表現...

💡はじめに💡今日はユーチューバーのつもりで書いていきます！★STARTふみふみ〜ふみふみ〜ふみふみチャンネル(ダブルピース)はいっ！ということで今日はですね、「私が好きな言葉”つちふまず”を色んなフォントに変えて遊んでみた」というテーマでお送りしたいと思います！(効果音：イエェーイ & パフパフ)私「つちふまず」って言葉が好きなのですが、みなさん「つちふまず」ってご存知で、すヨネ？(焦り)え？！やだやだ！！つちふまずって言葉にジェネレーションギャップとかないよね？！(テロップ：２４歳突然の焦り)「つちふまず」って言うのはですね、漢字で「土踏まず」と書きます。ヒトの足裏にあるアーチ形状のこれです！(写真下)

今日は少なめの文章で！(これでも少ないつもりです^^;)「本当の自分を求めること」それは、「スーパーやコンビニで”賞味期限”の新しいものを一番後ろから取ろうとするようなことかもしれない」と私は思った。「本当の自分」という賞味期限の新しい商品を「私」という陳列棚の一番後ろから取ろう、求めようとするようなイメージ。仮に取れたとしても時間が経てばまた新しい賞味期限のものが後ろに足されていく。「新しい本当の自分」は表上、「これが一番新しいですよ」と見せかけておきながら、その背後で実は、さらに「新しい本当の自分」を形成しているだろう。まるで後列に一番新しい賞味期限の商品が陳列している、スーパー・コンビニみたいに。(※賞味期限とは「おいしく食べ...

「執着」少しも可愛げのない言葉である。意味は、「心がとらわれて思い切れないこと。」自分で執着していると気づければ良いのだが、自分では気づきがたいのもまた執着の特徴である。人はしばしば執着する。お金や権力過去の栄光、過去の恋愛に。執着とは常に過去にあるのだろうか？いいや、たとえ”今”という瞬間でさえ執着は存在すると思う、そう思ったのだが、心が他にとらわれており、本人の心が今でも未来にも生きていない状態ならば執着は常に過去にあると言えるのかもしれない。執着は惰性だと、私は思う。惰性とは「”今まで続いてきた習慣や癖”であり、その習慣を辞めることができずに続けてしまっていること。」お金や権力、栄光や恋愛を追い求め続けていたことがいつの間にか...

私は文章を書いているといわゆる「ゾーン」に入った感覚に近いものを感じる。ゾーンに入るとは「集中力が極限まで高まって、他の思考や感情、周囲の風景や音などが意識から消えて、感覚が研ぎすまされ、活動に完璧に没頭している特殊な意識状態のこと」である。私の場合ゾーンに入ると、文章を打ち込むためのパソコンのキーボードと、文章が打ち込まれたスクリーンだけに目線が行く。手元が止まればスクリーンをじっと眺めながらこう考える。「次はどのような話の展開で書こうか？」「この表現の仕方は正しい？」そんな作業をぐるぐると繰り返している。これが私にとっての「ゾーンに入るか」と感じた。「ゾーンに入る」は心地よい。だから、私は文章を書いている時は全く気づかなかったの...