なぜ人間性を磨くのか?



※過去に投稿させて頂いた文章ですが
自身が改めて大切にしていきたいと
思ったため再掲させて頂きます。
【なぜ人間性を磨くのか?】
『素晴らしい人間性というのは、
その人間が後天的に、
努力によって身に付けていくものである。』
(荀子/中国の思想家)
私たちはなぜ、
人間性を磨くのでしょうか?
人間性とは
「人間らしさ、人間的性質。」
のことを指します。
具体的には、
思いやりや気遣いの気持ち、愛情など、
人間が生まれつき備えている
内面的な本性をさす言葉です。
みなさんもご存知のとおり、
”人間性を磨く”って
簡単なことではないですよね?
自分の長所・短所に
合った人間性の磨き方があるので
磨き方は人それぞれになります。
「相手を許すこと」が
人間性を磨くことになる人もいれば、
「向上心を持つこと」が
人間性を磨くことになる人もいます。
ではその人間性を
私たちはなぜ磨くのでしょうか?
これはあくまでも私の考えですが、
「自ら人を傷つけないため」
「自ら敵をつくらないため」だと思います。
対人関係においては、
どれだけ自分が誠実でいても
相手の受け取り次第で、
自分が人を傷つけたことになっていたり、
敵を作ったことになったり、するものです。
それならば、
自分からは絶対、
人を傷つけることがないように
絶対、敵を作らないようにするためのものが
「人間性を磨く」だと私は思います。
人間性を磨いておけば
人の痛み、悲しみもわかりますし、
許すことだってできます。
人との衝突を防ぐことで、
自分からは「人を傷つけず」
「敵をつくらず」に済みます。
そうして人間性を磨いておくことで
自分は、対人関係において「心地よさ」
というメリットを得ることができます。
人との関係を
穏やかに続けることができます。
人生は、
「自分以外の相手のため」
にあるわけではないですが、
自分を助けてくれたり、
夢を叶えてくれるのは
人、相手だったりします。
そんな人との関係に
誠実でいることもまた、
「人間性を磨く」と言えるのかもしれない、
私はそう、思いました。
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