恋愛-いつか"一本の糸"となる日



「愛」という漢字は
「心が切なく詰まり、
足も進まないさま」を
表した漢字だそうです。
そして「恋愛の」
「恋」という漢字。
恋は
旧字体の「戀」から来ており、
”戀”は「もつれた心の糸を
解くことのできない状態」
を示した成り立ちだそうです。
「恋」と「愛」
それぞれの漢字の成り立ちを合わせると
「もつれた心の糸が解けなくて
詰まって進めない。糸がもつれたまま。」
になります。
恋愛って
「特定の相手に対する個人の強い思い」
ですよね。
思いが強すぎて
生き霊になってしまったなんて言う話を
源氏物語で目にしたことがありますが、
恋愛にはそれほど
強いエネルギーがあるのだなと思います。
「もつれた心の糸により、
進むことが出来ぬ」のが
恋愛の本質とするならば、
人は
自らの心の糸を
好意を寄せた相手の心へ掛けることで
恋愛を始めるのでしょう。
そしてその糸が相手とうまく繋がることで
ご縁という糸が出来、結ばれるのでしょう。
一生懸命に相手の心へ糸を掛けても
ご縁がなければ糸が絡まってしまい、
おそらく結ばれることはありません。
恋愛が成就するのはきっと
心の糸がもつれることなく相手と繋がり、
互いに”一本の糸”となることで
結ばれるからだと思います。
あなたの心の糸は
誰かに届いていますか?
お相手と一本の糸となった人。
途中で糸が絡んでしまった人。
たとえ今のあなたがどんな状況でも
きっと大丈夫です。
あなたにはあなたと一本の糸になる
お相手が必ずいます。
それまで何度、
糸が絡もうが
糸違いを起こそうが、
恐れずあなたの心で
糸を紡いでください。
あなたにしかない糸だからこそ
届くお相手がきっといますよ。
恋愛   
-いつか"一本の糸"となる日-

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