友達の輪から抜けたっていい




中学生

高校生

大学生



まわりに同性代の友達がいるのが
当たり前の環境。




あなたは友達の輪の中にいますか?




いなきゃダメってことはないです。

いるならそれはそれで幸せなことです。



でもね、

たとえ友達の輪の中にいなくても

いれなくなっても大丈夫。
私がそうだったから。







ここからは私が高校生のときに
体験した話について書きます。


「なぜ友達の輪の中にいなくても大丈夫なのか」は後方に記しますのであなたのお時間に合わせてお読みください。







私は友達の輪の中が大好きな人間だった。

人を笑わせることが好きだったから
転校したときもすぐに友達ができた。



この性格は10歳から17歳まで続いたと思う。



たくさんの友達に囲まれて、

なんならグループの中心的存在だった。





高校に入ると、環境はちょっと変わって
クラスのほとんどが女の子。

クラス替えのない高校だった。





思春期真っ只中の女の子が集まるんだから
そりゃギスギスしたときもあったけど
すごく楽しかった、







17歳の春までは。









その頃の私は
いつも通り友達の輪の中で笑ってた。



高校入学後に仲良くなった友達、
私含め4人でいつも一緒にいた。
私はお笑いポジションだったと思う。



けど、友達3人と笑いあう中で
私は次第に違和感を覚えるようになった。






「私ってずっと笑ってなきゃいけないの?」






心から信頼してる大好きな友達の前にいるのに、気を遣っている自分に気づいた。



笑顔もつくってたんだな

と思った。
友達に嘘をついてるようで辛かった。



でも、友達が本当に大好きで
一緒に居れることが嬉しかったから、なんで自分がそんなこと思うのか分からなくて苦しくて、気持ちのやり場に悩んだ。




「この変な気持ちも

どうせすぐに忘れられる」




そう期待してた。


けど、

日に日に心の違和感は大きくなっていった。



友達がその変化に気づいたのかわからない。



気づくと私は友達から
いや、グループという存在から
距離を置くようになっていた。



友達の輪に戻りたいけど、
戻っても違和感を感じる自分。

申し訳なさとさみしさで毎日辛かった。



一人でいることが多くなったけど、
クラスの友達はみんな仲が良かったから
いろんな好きな友達のところにいってた。


その環境は心地よかった。



高校を卒業する頃の私は
グループには属さない孤立した"私"だったけど
クラスメイトという大きな輪の中にいることができてとても幸せだった。



大学にはいった私は変わらず
一人が心地よかったし、
友達は自然とできると思ってたから
自分からは声をかけたりしなかった。

それでも日々過ごす中で
たくさんの友達ができた。

私の個性が強すぎたゆえに嫌われたことも
あった?けど笑
卒業する頃にはその個性を認めてくれる
友達がたくさんできた。ありがたく思う。





「なぜ
友達の輪にいなくても大丈夫なのか?」




答え。
それは「心の成長につながる」からだ。

体の成長とともに

心も成長する、
成長を抑えることはできない。

心が成長を望んだあと、
結果はちゃんと返ってくるから
心の変化をどうか止めないでほしい。



実際私は、
17歳の夏に全国の高校生が参加する

サマースクールに参加し、
素敵な友達が全国にたくさんできた。

「刺激」という言葉では足りないくらいの
濃い影響をうけた。



きっと自分の心の成長のために友達との間で「違和感」が生まれたのだと思う。





だからもし
今友達との関係で違和感がある人、

もしくはこの先、違和感を感じる人は

それは「心の成長段階に入ったんだ」
と思って友達の輪から抜けたっていいと思う。





その時はとても痛い成長痛がともなうけれど
ちゃんと目に見える形での「結果」がある。



そして今は今の友達の輪に感謝して
付き合っていってほしいと思う。



私も今の友達や過去お世話になった友達に
声を大にして言いたい




「友達になってくれてありがとう」




何があっても
いつかまたそう思える日が必ず来る。




今回の事が少しでも読んでくださった方の
ためになっていたら嬉しいです。

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