国民的なスーパーヒーロー
アンパンマン。
今やその名は国内にとどまることなく
海外にまで広がっている。
私が好きなBTSにも
｢ANPANMAN｣という曲がある。
これだけ色んな人に愛されてる
アンパンマン。
そして作者のやなせたかしさんは
とても愛が大きく慈悲深い存在だと
改めて知った。
アンパンマンは
困っている人がいればどこへでも飛んで行き、お腹を空かせて泣いている人には自分の顔を食べさせてくれる正義のヒーロー。
そんなアンパンマンをやっつけるために誕生したのが、「バイキン星」からやって来た
ばいきんまん。
(写真:ばいきんまん)
アンパンマンがばいきんまんを
やっつけるシーンは大人になった
今でもユニークに思う。
(顔がかわるところとか)
また、アンパンマンは
とても哲学的な面をもつアニメでもある。
歌詞のこんなフレーズ。
なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ!
今を生きることで
熱(あつ)いこころ 燃(も)える
だから 君(きみ)は いくんだ
ほほえんで
23歳の私だって生きてる意味は
わからない。
ただ、今を懸命に生きることで
生きることを実感するという意味を感じる。
また、
愛と勇気だけが友達さ
という歌詞。
愛と勇気という2つの言葉に
｢誠実・謙虚・真面目・努力家｣
といった善い人間のニュアンスが
全て包み込まれているように思う。
深い。
アンパンマンは
登場キャラクターの多さで
ギネス記録に登録されている。
これを知らない人は意外と多い。
2009年で1768体。
ものすごい数だ。
そんなにも多くのキャラクターが
いる中で決して登場しえない
キャラクターがいる。
"消毒マン"
なぜだかお分かりだろうか？
消毒マンが登場することで
宿敵ばいきんまんは
いなくなってしまう。
ずっといなくなってしまう。
私たち人間は掃除の際に
消毒スプレーを用いるが、
バイ菌に対して
シュシュシュと消毒スプレーを
かけてしまえばそれで終わる。
情もなにもない。
アンパンマンで
消毒マンが登場しないのはなぜだろう？
ばいきんまんが
いなくなってしまうことも
1つの理由だと思うが、
それ以上にアンパンマンは
ばいきんまんが悪心を改めることを
望んでいるのである。
だから、消毒マンで消してしまったら
何も意味がない。
何か過ちを犯してしまっても
"反省する心"
そして
"許す心"を育む。
それがアンパンマンという
ヒーローが目指す"平和"であり"愛"なのだろう。
私はまだ未婚だが、
将来、自分の子供を育てるとき
子供が過ちを犯したら
はじめからダメだと押し付けるのではなく
アンパンマンのように
反省する心を育めるようにしたい。
そして成長していく過程を大切に
見守っていけたらと思う。
今回
アンパンマンが教えてくれた"慈悲の心"を
私も身につけて
"愛と勇気"以外とも友達になれるような人になりたいと思う。
※今回の"消毒マン"は
私の推測話ですが、アンパンマンに大きな慈悲の心があるということを何卒御理解ください。
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