流れのままに



私が見えない世界を見るまでは
哲学好きな女の子でした☺️🪽
高校2年生の時に
「生きるとは?」
「幸せとは?」と考えだして
哲学の本を初めて買ったことを
覚えています(*ˆˆ*)💗
以来、
見えない世界が見えるまで
ずっと「この世の仕組み」や
「人の生き方」について
考えてきました🤔
今日はまた
ブッダさんのお言葉を
参照しながら現実的に
「この世界」について
お話ししていきますね🥰
この世は
「色即是空(しきそくぜくう)」
この言葉をお聞きになった方も
いらっしゃると思います
「色即是空」は仏教の言葉で
そのなかでも「仏教の根本で
正統的な真理」とされています
「色即是空」の意味は
「現世に存在するあらゆる事物や
現象はすべて実体ではなく
空無である」です
そう、
今から2500年前、
仏教の開祖である
ブッダさんは、
「この世界、いや、あれもこれも
あの人もあの子も私でさえも
すべて実体がなく空(くう)である」
と述べました
「そんなはずないよ!
私(自分)はいるはずでしょ?」と
思われた方も
いらっしゃると思いますが
実は「私」さえも
いくつかの現象が重なり合って
偶然の「私」が認識できている
だけなのです
「私」と思っている身体も
臓器移植をしてしまえば
「私」ではなくなりますし、
「私」を認識してる脳も
記憶をなくしてしまったら
「私」ではなくなります
私たちはモノの概念を
認識しているに過ぎない、
あの人、そして
「私」でさえも「在る」と思っている
「実体のない私」がいるだけなのです
そう思うと
憎いあの人も
可愛いあの子も
執着してしまう人、
モノも本来は
執着しなくてもよい人、
モノなのです
ではなぜ人は人や
モノに執着してしまうのでしょうか?
「諸行無常」
(しょぎょうむじょう)
これもまた仏教で
よく耳にする言葉です
この言葉の意味は
「すべての現象や事象は
つねに変化し、
永遠に不変のものは
存在しない」です
人は
「変わってしまうものを
変えたくない」と人やモノに
しがみつきます
ですが
本当にしがみついているのは
その人やそのモノではなく
「変わりたくないと願う
あなた様自身」なのです
「自分の心が
変わってしまわぬように」と
人やモノにしがみつくのです
ですが
この世界のすべては
つねに流れていきますね
その流れをとめるからこそ
執着は苦しくて辛いのです
本当はただそよそよと
流れのままに
流れていたいのです
ですが
「変わってしまう
自分の心が怖い、
ならば流されまい」と
人はしがみついてしまうのです
その怖さにどうか
ご自身で許可を出して
あげてくださいね
誰の許可でもない
あなた様自身の許可、
ゆるしです
変わってしまうあなた様は、
変わりゆくあなた様は
とても可愛く、愛おしい
あなた様が変わってしまうことに
あなた様自身がどうか
哀しまないで
あなた様は変わってよい存在
そして
あの人も、あのモノも
変わってよい存在
目の前のできごとは
ご自身の鏡
あの人やモノに
変わらないでほしい
のではなくて
あなた様自身が
変わりたくない
ということ
しかし
あなた様はたとえ
変わってしまっても
可愛く、愛おしい存在
それをどうか
お忘れなきよう
この世界のすべては空で
あの世にはお金や地位や
あの人もあなた様自身も
持ってはいけませんね
ただ偶然に、
ただ奇跡的に
今「在る」と思う
その認識だけで、
その認識とともに私たちは
今日も尊く、
そして愛おしく、
ただ流れていくのです

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