人間の自然寿命からみる大切なこと





- 「40歳以降はおまけの人生」
先日、
私はこんなタイトルを
目にした。
「40歳以降はおまけって
どういうことだろう?」
気になった私は
記事を読み進めていく。
すると、
生物学者の方が語る
人間の自然寿命なるものがわかった。
最新の研究から、
”ヒトの自然寿命は38歳ぐらい”と
推定されたらしい。
これは、
「(本文抜粋)
チンパンジーやゴリラとほぼ同じであることから
ヒトも、本来の寿命は40歳ぐらいだろう」
と結論に至ったそう。
※一部表現を変えてあります。
「38歳、ちょうどいいじゃん」
と私。
そう思ったのは
38歳という短命を悲観的に
捉えたからではなく、
過去に私が以下のようなことを
考えていたからだ。
「人生100年、
一人の人間として生きるのは
※タイパ悪くないか?」
※タイパとは
タイムパフォーマンスの略で
かけた時間に対する満足度のこと。
「100年という
長い人生を生きる(予定な)のに、
一人の人間として生ききるのは
どうも面白みがない。
100年の人生を3回、
別の人間に生まれ変わりながら
生きられたらいいのに。
あ!そうそう
この際に大切なのは、
コアとなる自分を忘れないこと。
じゃないと、
自分が100年のうち何回目の
人生を歩んでいるか
わからなくなっちゃうから・・・」
と、
SF小説じみた妄想を
浮かべたのである。
100年を3回で割るのだから
その生涯は33.3歳になるだろう。
(これは人間の自然寿命に近い)
人生で一番
ノリにのっているピーク時に
別の生涯へと移行できるのだ、
実に魅力的な
ライフシュチュエーションでは
ないだろうか?
と思ったのだが、
3回の人生のどれもが
幸せな人生になるとは限らない、
親ガチャに左右される人生もあれば、
仕事、結婚に左右される人生もあるだろう。
もちろん、
自身の生き方次第とも言える。
ともすれば、
今の人生とあまり変わりはない。
変わっているのは、
老いが来ないということだけ。
生きている以上、
「苦」からは逃れられない。
しかし、
今の人生も、
3回生まれ変わる人生も
客観視してみると
普遍的な気づきがある。
それは、
「自分次第で変われるということ」
人生の長い、短いも関係ない。
老いも若きも関係ない。
心というものは
どんなときでも変わることを
許してくれる。
心が変われない設定であったら
とても辛い人生に
なっているだろう。
今回の「自然寿命38歳」という話題は、
私に”変われること”のありがたさを
教えてくれた。
長い人生も
短い人生も
自分次第で
変わることができるならば、
それはどちらも
良い人生なのかもしれない。

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