劣等感をつくっているものの正体



「背が低い」
「太っている」
「頭が良くない」
「友達が少ない」
上記の言葉は
劣等感として扱われます。
「劣等感」とは
なんでしょうか?
劣等感とは
「自分が他者より劣っていると
思う感情」のことです。
冒頭の
「背が低い」「太っている」などの感情も
自分と他者との比較によって
劣っているという感情が生じています。
では、
自分と他者との比較が劣等感の
原因なのでしょうか?
そうしますと、
スポーツ選手が
ライバル選手と自分を比較して
練習メニューを改善する。
これも劣等感の原因ということに
なってしまいますので、
スポーツ選手のみなさんが劣等感を
抱いているということになります。
うーん、
そうしますと比較が原因では
なさそうですね。
では、
劣等感の本当の正体は
一体何なのか?
私が考えるにそれは、
「優劣」だと思います。
優劣とは
「優れている」
「劣っている」です。
自分が他者と比較するときに
優劣をつけていること、
それが劣等感を
生み出しているのだと私は思います。
実際、
比較という言葉の意味は
「くらべること」としか
記述がありません。
劣等感を抱く方は
「比較の上で優劣をつける」という作業を
無意識にも行なっていたのです。
劣等感の正体は
「優劣をつける思考」
だったと言えるでしょう。
無意識にも
優劣をつけてしまう方の中には過去、
優劣をつけられて育ってきた方や
完璧主義な方がいらっしゃると
耳にします。
だからこそそのような方たちは
自分を他者と比較し、
優劣をつけるのだと思います。
自分自身に
「あなたはそのままで良いよ」
「もう十分完璧だよ」
というために。
誰も言ってくれなかった言葉を
自分が自分に言うために。
もし今後
劣等感を抱きそうになるときは、
「褒めてほしい」
「認めてほしい」と思う自分を
感じてみてください。
ご自身が望んでいることは
優劣をつけられることではありません、
自己受容です。
今回の投稿で少しでも
劣等感を抱く方のお心が
楽になったら嬉しく思います。
ご拝読くださり
誠にありがとうございました🤗

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