"文化"についてのお話

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早朝、
YouTubeで
カント(ドイツ人哲学者)哲学を
わかりやすく解説した動画を見ました。
そこには
「人間は五感から知り得た情報を
精神に落とし込み、考えることで
意味を持たせている。」
という解説がなされていました。
要は、
「目の前にあるもの
すべてに意味はないよ。
けれど私たちがそれを
どう感じるか、考えるかで
意味や価値を持ち始めるよ。」
ということです。
例えばお金(紙幣)。
お金って紙ですが
価値をつけることで
千円、一万円になりますよね。
そして手元に
福沢諭吉さんが来れば来るほど
みんな嬉しい。
カントが言うように
「人間が目の前のものに
価値や意味をつけている」のなら、
人間が五感をつかって
より良い捉え方をすることで、
そのものの文化レベルが上がるのかな
と思いました。
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※文化とは
「人間の生活様式の全体。
の中でも特に哲学・芸術・科学・宗教
などの精神活動、およびその所産。」
また
「世の中が開けて
生活内容が高まること」
という意味です。
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ちょっと話が大きくなりますが、
国民一人一人が目の前のことに対して
より善い捉え方をすることよって
その国の文化レベルが向上するのかな?
と思いました。
もちろん、
しっかりとした教育が
行われていることが前提ですが!
そして
「より善い捉え方」を鍛えるために
音楽やアート、感性を育てる"芸術"
があるのかなと思いました。
また、
「健全な五感・より善い捉え方」を
保持するためにスポーツという
心身の健康の維持があったりするのかな?
と思ったりです。
すべては
一人一人のよい人生、よい社会に
繋がっていくためのものなのでしょうか。
うーん・・・!
どうなのだろうか?!
話は散らばりましたが、
目の前のことを
よく捉えるのも悪く捉えるのも
自分次第ですね!
ただ
その捉える際の判断基準に、
教育、芸術などで鍛えた知性を
活かすことが大切なのだと
私は思います。
そして
その個人が捉えた世界が
明日の世界、文化をつくっていくのだと
そう思います。

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