性善説と性悪説



「性善説」と「性悪説」
これはそれぞれ
中国の思想家によって説かれた
人生訓です。
「性善説」が
孟子(もうし)によるもので
「性悪説」が
荀子(じゅんし)によるものです。
性善説には
「人は本来、善であり、
努力次第で立派になり得る」
という意味があります。
本来の善の心を活かし、
善い行いを積み重ね、努力することで
立派な人間になることができる。
これが孟子の説いた
性善説です。
対して、
荀子の説いた性悪説は
「本来の人間の性質は悪であり、
それが善になるのは人間の意思で
努力することの結果である」という意味で、
孟子の「性善説」を
批判する形で説かれました。
しかし
「性悪説」の「悪」は、
「悪い」という意味ではなく、
「弱い存在」という意味を持ちます。
荀子は
「弱い存在で生まれつく人間は、
自分の意思で学問を修め、
努力することによって
後天的に善を獲得できる」
と説いたのです。
性善説と性悪説。
両説どちらにも共通しているのは
「努力すること」です。
努力することで
「善を獲得でき、善人となる。」
皆さんは人間の本性は
どちらだと思いますか?
個人的には
性善説であってほしいな
と思いました。
人はもとは善い人。
善の持ち主なのだ、
と思いたいです。
しかし、
本来「善い人」「悪い人」はおらず
そう思ってしまう自分が
いるだけなのですよね。
相手のことを
好きと思うのも自分。
嫌いと思うのも自分。
生きていると
目の前の問題はすべて自分が
引き起こしているのだと実感します。
人生、起こることすべてに意味があり
その現実からしっかりと学びを得て
自分の人生を豊かにしていけたら
いいですよね。
その延長線上で
周りの方の人生も豊かにできたら
2倍豊かで幸せなのだろうと思います。
本日は以前から気になっていた
性善説と性悪説をご紹介しました。
明日は
「きのこの山説」「たけのこの里説」
についてご紹介したいと思います。
(大嘘)
「わぁぁぁあーー!!!
悪だーーーーーーーー!!!」
(皆様のお声)

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