ノンアルの烏龍茶もアルコールにかわる



24歳で断酒してると
「珍しいね~」とか
「お酒の付き合いとかいいの?」と
言われる。





"問題ない"








私はどうやら
お酒が好きではなかったようだ。



ハタチのとき、
お酒が解禁された。

一番最初に呑んだ日のことは、
覚えていない。
呑みすぎた。
とかではなく単に覚えていないだけだ。

お酒と友人と、
時より苦くて芳醇な人生の話さえあれば
おつまみはいらなかった。



河原で1人コンビニで買った
ハイボールとフルーツゼリーで
宵を楽しんだ日もあった。


2時間でスパークリングワインを2杯、
ハイボール、梅酒ロックを呑んで
2軒目のお店の生クリームの
かったるい甘さで戻したことも
今はおもしろ話になっている。




お酒は楽しくしてくれるもの。



みんなが楽しい時に
お酒を求める気持ちがよくわかった。






しかし大学4年生の時、
なぜだか私は断酒に目覚める。


元々、
お水、お茶、無糖炭酸水が
好きな人間だったし
超健康オタクだった私が
目を覚ましたのだろう。


「お酒が呑める雰囲気に
酔ってんじゃないよ!」と。






お酒があるから楽しいのか。
楽しいからお酒が要るのか。







今の私は
ソフトドリンクで充分楽しめる。

入店時に出されるお水と
烏龍茶で楽しめる。

それは
友人との人生話がアルコールで
烏龍茶を烏龍茶ハイに
変えてくれるからだろう。



若い私たちの人生話は
まだ発酵が浅いために
アルコール度数も低め。




大人になるにつれて
長く生きるにつれて
度数が高くなるように思う。








まだしばらくは断酒するだろうな。





私の人生の発酵具合を
見過ごすわけにはいかないのだ。


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