人生で2回目、11年ぶりにすき家に言った話



私は先日
母と人生で2回目のすき家にいった。


1回目は覚えている、
11年前、当時私が中学生の時。

陸上の遠征試合のために
宿泊所ちかくのすき家に
部活仲間と監督と行った、

その時は朝だったため
朝食メニューをいただいたことを
覚えている。






それから11年。
人生で2回目の記念すべきすき家で私は
「おろしポン酢牛丼(並)」を注文した。


注文後、
私はお手洗いに行き、
「すき家って消費税別なのかな〜」
と考えながら席に戻ろうとすると
ちょうど店員さんが
牛丼を運んできていた。



「はやっ!!!!!」

思わず目がカッ開いた。



「いやいやいやいやすき家さん、
提供時間が早いと聞いてましたけど
まだ私の方が席ついてないですやん!


お手洗いの時間の方が
長いってどゆこと?!」



私は驚くと
「関西弁」になる傾向がある。
なった、今日も関西弁になった。


カッ開いた目が
ドライアイにならないうちに
目をもどして席に着く。


11年ぶりの
「すき家のぎゅ〜どんっ(CM風)」
である。


あがりにあがった期待を
抑えながら一口いただく。

・・・
 

「ふまいっっ!!!!(うまい)」

また目がカッ開いてしまった。


味のしみた牛肉と玉ねぎ。
噛みやすいごはん。


「コノカカクデ
コノハヤサトオイシサ、

ニホンスゴイネ!」


日本を代表する
牛丼のチェーン店を訪れて
客観的な視点から思わず
カタコトになってしまった。


そして一度してみたかった
牛丼好きの方がよくやっている
「紅ショウガ増し増し」

私も牛丼が紅ショウガで隠れるほど
付け足して食べてみた。



「これまたふまいっ!!」

箸がおどろくほどすすむ。




すると隣の席に学生4人がすわった。

オーダーを聞いていると
「うな丼の大盛り」
「ねぎ玉牛丼の大盛り」
「チーズ牛丼の特盛」
「おろしポン酢牛丼の特盛」

成長期の食欲
著しい(いちぢるしい)オーダーに
私は嬉しくなった。


そして”特盛”が
どれほどの量か気になったのだが
さすがに食事中の学生さんたちを
マジマジ見ることはしなかった。

だが今も気になっている
”牛丼の特盛サイズ”







すき家。
まったく素敵なお店じゃないか、

なのになぜ私は
11年も行かなかっただろうか。


理由の一つはわかっている、
「炭水化物抜きダイエット」だ。

お米を極端に避けていたため
”丼モノ”は大敵だったのだ。

しかし健康体を目指している現在、
再びお米と国交を結ぼうとしている。

信頼を回復するためなら
手とヒザと頭を床につける覚悟だ。





そう思わせてくれたすき家、
私は最後にすき家の謙虚さを
知ることになった。



すき家は店名のロゴの下に
「SUKIYA」と英語表記がある。

あるのだが、
牛丼を完食したあとにあらわれる
「すき家」のロゴの下は
「SUKIYA」ではなく
「YOKOHAMA」なのだ。

なぜ「YOKOHAMA」かというと
すき家は1982年、
横浜の鶴見区に誕生した。
すき家は横浜生まれなのである。


すき家のアイデンティティーである
「横浜」を完食した人だけわかるよう
さりげなくアピールする謙虚さ。

しっかりと
「ご馳走さまでした」と
一礼させていただきたい。

参りました、すき家さん。







すき家さん
ありがとう。

11年も知らん顔をしていた
私にさえおいしい牛丼を提供してくれて。

ありがとう
すき家さん。



これから先、
私はすき家のリピーターに
なる予感がしている。


それはなぜかって??


ここまできたら
こう言うしかない、







すき家が”好きや”からやで。







※最後まで読んでくださったみなさんを
ラスト一言で紅ショウガみたく
真っ赤に怒らせてしまい
どうもすみません、。


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