「鬼滅ブーム」と「あまのじゃく」



現在、「鬼滅の刃」の大ブームである。

漫画から始まり、アニメ、映画
コラボグッズ、コラボ商品まで。


ここ最近の私は
「1日に1度」と言っていいほど
滅関連のものを目にしている。

まさに日本中の人が
現代版「鬼退治」に夢中なのだ。



して、
「鬼滅」のどんなところが魅力なのか?
私からお話したいところだが
実は私は鬼滅を一度も見たことがない。

強いて知っていることは
「ねづこ?」が「ガルルルル」と
鳴く?ことだけ。

なぜ知っているかというと
私の母と姉が家で
鬼滅のアニメを見ていたのを
聞いたからだ。






”流行りのものは見たくない”



こう言うとまわりの人は
「天邪鬼(あまのじゃく)だね〜」という。

天邪鬼とは
人の言うことやすることに
わざと逆らうひねくれ者のことで
語源はいたずら好きの鬼のことらしい。

私は”天邪鬼”なところがある。
流行(ブーム)にはできるだけのりたくない。

のったとしても随分と後からなので
”のった”とは言えない。




そんな”天邪鬼”の反対は
何と言うのだろうか?

あまの福、
あまの神というのだろうか?

私のような天邪鬼の人には
たしかに”鬼”がついている。


でも私は、
この鬼を「退治してほしい」とは思わない。

鬼は鬼でも、
にぎやかな人里を眺めているだけの
鬼なのだ。

けっして悪さはしない。





今回の鬼滅ブームは
天邪鬼としては痛いブームだが
(鬼が退治されるお話しなので)

久しぶりに人里が
にぎわいを取り戻して嬉しく思う。



きっとまだまだ
鬼滅ブームはつづく。

いや、もっと
つづいてほしいと思う。



「ちぇっ。
私、まだまだ鬼のままか〜」

嬉しいのに素直じゃない
天邪鬼という鬼。



もしこの鬼を
あなたのまわりでも見つけた時は
どうかそっとしておいてやってほしい。

天邪鬼。

あんがい悪い鬼じゃないはずだ。





■追記■


鬼滅ブームにのらないのは
天邪鬼だからなのもあるのですが、

実は私、
”グロ系”が本当にダメでして
見れないんです。

友達と映画「進撃の巨人」を観に行って
魂ぬけて帰ってきたタイプです。

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