「知ってる」は未来で「知らない」は現在



- すべてを知りつくしたなんて
  決して思わないことよ。

(ユードラ・ウェルティ/米国の女性作家)



歳を重ねるごとに
”知っていること”が増えていく、
人生。
自身の想像を超えるような刺激は
年々少なくなり、
ほとんどの刺激が類似していく。
「知ってる」という言葉は未来で
「知らない」という言葉は現在(イマ)だ。
「今を生きる」を
感じる取ることは難しい。
意識してみても果たしてこれが
今を生きているのか
定かではなかったりする。
それならば、
知らないことを数えてみたい。
「知らない」の数だけ
私たちは未来に導かれる。
知らないから知りたい。
「知らない」が
生きることのモチベーションになる。
すべてを知り尽くしたとき、
人生はひどく
つまらなくなってしまうだろう。
人生はずっとずっと、
知らないままがいい。
知らないとき、
私たちは懸命に現在(イマ)を
生きているのだ。

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