頑固ってロック




私の知り合いの整体師さんが
頑固について私にこう言った。



「頑固ってさ、
ロック(ROCK)だよね」




私「???」




「頑固がロック」は精神論上の言葉
ということはわかったのだが、
それがどういう意味なのか?

そのときの私には
よくわからなかったので、
持ち帰って考えることにした。







「頑固ってロック」

まずはじめに
頑固の意味からおさらいしよう。

頑固とは、
「他人の意見を聞こうとせず、
かたくなに自分の考えや態度などを守る」
こと。

”自分の意志を貫いている”際に
使われる言葉のようだ。





つづいて、

「ロック(ROCK)」


「ロック」は実は
精神論で語るものらしく、
「揺るがない強い意志」という
意味があるそう。

例えるならば、
「人生における重要な選択を前にしたとき、
安全な道を進むのではなく、
険しい道を選んで進むこと。」である。
これはロックと言える。




あえて困難に立ち向かう
”覚悟”。

そして、
揺るがない意志をもって選択し、
突き進もうとすること。

この姿勢が「ロック」に
当てはまるらしい。







「頑固」と「ロック」の意味を
知ったところで、
2つを並べて考えてみる。


頑固は「自分の意志を貫いている」こと。
ロックとは「揺るがない強い意志」こと。



ほぉ、2つとも
意味がずいぶん似ている気がする。

2つとも共通しているのは
「意志」という言葉。

それにロックの意味は、
頑固の「自分の意志を貫く」という言葉を
言い換えてるように思う。

この2つの言葉
一見、共通点が見えないと思ったが、
本質は似ているのかもしれない。

だとしたら、
整体師さんが私に話してくれた、
「頑固ってロック」はとても腑に落ちる。







「頑固ってロック」

そう思えたら、
頑固な性格を持つ人は
自分だけのビート(音楽でいう”リズム”)
を持っていると思える。

頑固な人に対しては一見、
「意志を曲げないから変化を好まず、
ずっと同じリズムで、
不器用そうなビートが流れてそう」
と思ってしまう。

しかし本当は、
「自分だけの激しいビートを持っている」
ように感じる。

ただそれが不器用なために、
こちらへ伝わってこないのだろう。

それもまた、
”頑固 ”の良さなのかもしれない。



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