2種類の負けず嫌い




「何事にも

”負けるのは絶対に嫌だ”というのは

勝負師の本性なのかもしれない」



これは日本の将棋棋士、
羽生善治9段の言葉です。

この言葉から羽生さんは
とても 「負けず嫌い」なのがわかります。





「負けず嫌い」


意味は、他人に負けることを嫌う
勝ち気な性質であること。

これは勝負の世界では重要な気質です。
スポーツ、ビジネス、
ときに恋愛やダイエットにも
活かすことができます。

一見すると、負けず嫌いは
「他人に対するもの」であるため
 1種類のように思われますが、

私はもう1種類、
別の負けず嫌いがあると思っています。



それは

「 自分自身に対する負けず嫌い」です。


これは文字通り
「自分に負けたくない!」
と勝ち気になることで、
現在の私は
こちらの負けず嫌いだなと思っています。


学生時代の私は勝ち気が強くて、
スポーツやちょっとした勝負には
絶対負けたくない!
と思っていました。

その時はつねに他人を意識していたので
1種類目の負けず嫌いですね。

負けたら悔しくて悔しくて
だいたい泣いていました笑


ですが、
年齢を重ねるにつれて
「人に負けてもいい」
と思えるようになりました。

確かに勝負事は
勝てた方が嬉しいです。

しかし、
「勝ち負け」よりも
「自分がベストを出せること」に
こだわれるようになりました。

正直、「負けてもいい」
と思えるようになれた今、
気持ちがとても楽です。







「そうか、人の競争心は
こうしてなくなっていくのか…」
とも思いましたが、

現在の私には
2種類目の「負けず嫌い」が
進行しております。





それは、

「お酒をのまない」
「ピアスをあけない」
「小麦食品をたべない」
「早起きをする」
「文章の投稿をつづける」

にあらわれています。

どれも私が自分を律するために
継続していることです。






しかし、
自分を律するためにしてきたことが実は
「負けず嫌い」もあわせ持っていたとは、
今日きづきました笑

とっくに負けず嫌いは
手放したと思っていたので。






私の
他人に対する負けず嫌いは
自分に対する負けず嫌いに変わりました。

また、「継続」という
姿にも変わりました。







2種類の「負けず嫌い」


1種類目は他人に対して。
2種類目は自分に対して。




好きで負けず嫌いなら良いのですが、
もし負けず嫌いな気質を
辛く感じてしまっているのであれば、

どうか自分に「負けてもいいよ」と
声をかけてあげてください。

きっと、
肩の荷がおりることと思います。


私がそうだったように(^ ^)








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